要注意⁉️建売に潜む激ヤバ鬼大工の特徴と見抜くポイント👹
「安かろう悪かろう、それは承知の上でも出来ることなら失敗したくない❗️」
誰しもこう思うのは当然です。
ここでは私てんかべがクロス屋目線でローコスト建売住宅によくいるヤバい大工、ヤバい家についてお話しします。
私が請け負っているのは飯○グループのAーネストワンという会社です。建売の中では価格帯が非常に安いんですけどいろいろと評判が悪い会社ですね😅
数が多いから仕方ないというか、まぁそれもそのはずというか、これを最後まで見ればわかると思います。
今回はAーネストワン等ローコスト建売住宅に多いヤバい大工の特徴やクセをお教えします。
【注意すべき鬼大工】
・ビス鬼
・バリ鬼
・フリク鬼
・パンク鬼
・ボンド鬼
このようにいろんなタイプの鬼のような大工がいます。
やはりスピード重視になってしまうと雑になりがちなんですね。
単に他人より早い動作で仕事をこなしていくならまだわかりますが、必要な工程・作業を省いてしまうとんでもないヤツもいるのです。
何を考えとんねん‼️って感じですよ😩
では、早速順番に紹介していきますね。
・ビス鬼…天井や壁にあたる石膏ボードを留めるために使われるビス(ネジ)がかなりの数飛び出てる鬼大工
個人的(クロス屋として)には1番こいつが厄介ですね。ひどい人だと100、200じゃ効きませんね。
パテをかける時にその都度ドライバー🪛に持ち替えるので腕もう一本欲しいなぁといつも思ってます(笑)
家一棟建てるのに相当な本数を使うんでしょうけど、その全てが隠れるようにクロスを貼るので一通り目を通さなければなりません。
道具を少し調整すれば丁度いい深さでビスが打てるはずなんですけど、気にしない人は気にしないんですよね😑
・バリ鬼…石膏ボードを切断する際に切れ味の悪い丸鋸の刃をいつまでも交換せず使い、切り口がボロボロでバリ(ささくれみたいなもの)だらけにする鬼大工
クロスなら絶対にあってはならないけど、ボードは許されるんです。
「クロス屋が処理すればいいじゃん。」
きっとこーゆー考えなんでしょうね。
こまめに刃を替えるにもお金がかかるし節約してるのもあるんでしょうが、まぁ見た目は良くないですね。
・フリク鬼…ボードとボードの繋ぎ目などが段差になってしまう鬼大工
キツキツでボードをはめ込んだり、左右のどちらかが浮いていたり、内側にある断熱材を挟み込んでしまったり、こういったことが原因になります。
これらもクロスを貼る前に削ったりパテ処理をして平らにします。
・パンク鬼…ボードにヒビが入っていたり、ボコボコと割ってしまう鬼大工
フリク同様無理にボードをはめ込もうとして砕いてしまったり、何故ここが砕ける⁉️といった場所にもあったりします。
多少はいいんですよ。でもヤバい奴は多すぎるんですわー😭
・ボンド鬼…廻り縁や枠廻りなどを固定する際にボンドを入れてはみ出た部分を拭かない鬼大工
これなんかはただすぐに拭けばいいだけの話。はみ出た量にもよるが、完全に固まるとガチガチになって取るのがまぁ大変😵💦
ひどい大工は枠の埃を拭かずにそのままボンドを入れるから、それがはみ出て固まって埃の琥珀みたいになってたりする💧
逆にボンドが入っていなくて枠などがパカパカしてる場合もあります。
あとはこんなのとかもありますねー
いくつかの複合タイプもいるし、呆れちゃいますよほんと。
ここまで注意すべき鬼大工の特徴についてお伝えしてきましたが、
「これって単にクロス屋の愚痴じゃね?」「ちゃんと下地処理をすれば問題ないんでしょ?」こう思った方もいらっしゃるんじゃないでしょうか?
はいその通り、愚痴です(笑)
確かに大抵の場合は我々クロス屋がビスをしめたり、パテで下地処理をすれば問題はありません。
しかし皆さん、よく考えて下さい。
目に見える表面が雑に仕上げてあって、見えない裏側が綺麗に仕上がってると思いますか?
答えは否っ‼️
やはり表面が雑なら中も雑ということは多々あります。
なぜならこのような大工は最後の検査の後ほぼ直しがあるからです!
そしてクロスが絡む部分なら張り替えなければなりません。
ひどい時は何箇所も天井や壁を開口することもあるので、「これは…新築、だよな?💧」と思うことも過去にありました。
早く木工事を完了させて後でまとめて直せばいいという考えなのか。
元々の技量が無いのか。
職人の問題なのか、会社の問題なのか…
いい家を選べるかどうかはお客様次第。
見極めるのはタイミングが大事です❗️
住みたいエリアが決まっているのなら完成前から行くことをお勧めします!
全て完成した後では本当にヤバい家を見抜くのはなかなか難しいですし、新築で綺麗なのは当たり前ですからね。
お金をかければかけるだけ立派な家は建てられます。
料理だっていい食材をふんだんに使って一流の料理人が作れば美味しいものができます。やはりその場合はコストがかかり値段も高くなります。
大体なんでもそうですよね。
ですがローコスト建売住宅には腕のいい職人さんもいます。
安価な材料でも腕のいい職人が建てた家を見極めて購入できればコスパのいい買い物と言えかもしれません。
細かい部分もあったかと思いますが一つ一つ見ていって複数の現場を比較すれば違いがわかるかと思います。
木工事が完了してからクロスが貼り終わる間に見に行くのはなかなか難しいかと思いますが、失敗したくない人にとっては自分の目で確認した方が自身も納得できるでしょう。
良い物件を見つけられるよう見極める力をつけていこー٩( ᐛ )و
ローコストの建売住宅は買っちゃダメ?
「…ひどいな」
「…うわっ⁉︎💦」
「何だよこれ…💧」
「いやいや…おま、ふざけてんの?
Σ(゚д゚lll)」
正直、作業中こんな風に思うことはよくある。
自分はローコスト建売住宅、いわゆるパワービルダーと呼ばれる会社の仕事をしているしがないクロス屋。ここでの仕事は10年程やっており、親方と2人で1000棟以上携わってきた。
ここで使用している材料は量産のクロスなので下地も目立ちにくいし、クロス屋なら貼ること自体わけはない。手間代が安かろうが仕事は仕事、丁寧な仕上がりを心掛けてやっている。安いといっても家というのはやはりそれなりにするし、ほとんどの人が一生に一度の買い物だ、手を抜いていいはずがない。だが…
世の中にはとんでもない職人がいる。特に建売は多い。なぜなら単価が安く数をこなさなければ稼げないからだ。元々腕が良くない者もいれば、腕があったとしてもスピード重視で仕事が雑になる者もいる。そこに住む人のことなど考えてはいないのだろう。そのような人たちがいるから施工不良やミスが起き、欠陥住宅が増えていくのだ。だから私は声を大にして言いたい…
しょうもない仕事するならやめろ‼️と。
至極当然です。
たとえ建売だとしてもマイホーム購入を楽しみにしてくれているお客さんもいます。
それに彼らのおかげで建売のイメージは悪いし、真面目にやっている職人が損をしている。
実際ちゃんといるんですよ?丁寧で腕のいい職人さん、自身の妥協を許せない職人さん、本当に沢山いるんです❗️
だから建売住宅=ヤバい職人しかいないってことはありません。
しかし、かなり規模が大きいので今までの経験からして割合的には…
2:5:3(当:そこそこ:ヤバい)
んん?💧
これは…1/3がヤバい…ってことは、
相当ヤバいんじゃ((((;゚Д゚)))))))
「やっぱり建売は怖い」「パワービルダーの職人オワコンじゃん」なんて声も聞こえてきそうですが、ちょ、ちょっと待ってください💦
少し厳しめに見てそこは注意が必要という事です❗️
そもそも職人は建築会社の社員ではありません。
ほぼほぼ専属でやってる人達ですが、掛け持ちで複数の会社でやっていたり、下請けや応援(手伝い)といった場合もあります。
いくつもの会社でお払い箱となり点々と移動する要注意人物もいたりします。
ですので建売は危ない、注文なら大丈夫ということでもないんです。
それに一つの家を作るにも様々な業種の人が関わっているので、腕のいい職人が揃ってる中1人でも何かやらかしてしまったのなら、その家は欠陥住宅と呼ばれてしまうかもしれません。もはや確率の問題なんですよね💧
でもこんなこと言われても余計迷ってわけわかめになってしまいますし、家に限った話ではないと思います。
そ・こ・で❗️
このブログでは皆さんにもわかりやすいように気を付けなければならないヤバい家、特に注意すべきヤバい大工の見抜き方をお伝えします!
「あー、あの家売れたんだぁ」と、わかってるのに伝えられないもどかしさがずっとありました。
建売の職人なんて胸張って言えることではないけれど、今までの経験を生かせることができるのなら、少しでも皆さんが満足のいく家を見つけられるようお手伝いしたいと思います。
お客さんの見極め力が上がり、そしてヤバい家は売れ残り、それを建てたヤバい職人もいなくなれば…
そうなれば最高なんですけどねぇ、そんな都合よくいくわけないか😓
私のできる限り、皆様のお役に立てるような情報をこれから発信していきたいと思っているのでどうぞよろしくお願いします❗️
家族の幸せのために
納得のいく家を買おー٩( ᐛ )و