ローコストの建売住宅は買っちゃダメ?
「…ひどいな」
「…うわっ⁉︎💦」
「何だよこれ…💧」
「いやいや…おま、ふざけてんの?
Σ(゚д゚lll)」
正直、作業中こんな風に思うことはよくある。
自分はローコスト建売住宅、いわゆるパワービルダーと呼ばれる会社の仕事をしているしがないクロス屋。ここでの仕事は10年程やっており、親方と2人で1000棟以上携わってきた。
ここで使用している材料は量産のクロスなので下地も目立ちにくいし、クロス屋なら貼ること自体わけはない。手間代が安かろうが仕事は仕事、丁寧な仕上がりを心掛けてやっている。安いといっても家というのはやはりそれなりにするし、ほとんどの人が一生に一度の買い物だ、手を抜いていいはずがない。だが…
世の中にはとんでもない職人がいる。特に建売は多い。なぜなら単価が安く数をこなさなければ稼げないからだ。元々腕が良くない者もいれば、腕があったとしてもスピード重視で仕事が雑になる者もいる。そこに住む人のことなど考えてはいないのだろう。そのような人たちがいるから施工不良やミスが起き、欠陥住宅が増えていくのだ。だから私は声を大にして言いたい…
しょうもない仕事するならやめろ‼️と。
至極当然です。
たとえ建売だとしてもマイホーム購入を楽しみにしてくれているお客さんもいます。
それに彼らのおかげで建売のイメージは悪いし、真面目にやっている職人が損をしている。
実際ちゃんといるんですよ?丁寧で腕のいい職人さん、自身の妥協を許せない職人さん、本当に沢山いるんです❗️
だから建売住宅=ヤバい職人しかいないってことはありません。
しかし、かなり規模が大きいので今までの経験からして割合的には…
2:5:3(当:そこそこ:ヤバい)
んん?💧
これは…1/3がヤバい…ってことは、
相当ヤバいんじゃ((((;゚Д゚)))))))
「やっぱり建売は怖い」「パワービルダーの職人オワコンじゃん」なんて声も聞こえてきそうですが、ちょ、ちょっと待ってください💦
少し厳しめに見てそこは注意が必要という事です❗️
そもそも職人は建築会社の社員ではありません。
ほぼほぼ専属でやってる人達ですが、掛け持ちで複数の会社でやっていたり、下請けや応援(手伝い)といった場合もあります。
いくつもの会社でお払い箱となり点々と移動する要注意人物もいたりします。
ですので建売は危ない、注文なら大丈夫ということでもないんです。
それに一つの家を作るにも様々な業種の人が関わっているので、腕のいい職人が揃ってる中1人でも何かやらかしてしまったのなら、その家は欠陥住宅と呼ばれてしまうかもしれません。もはや確率の問題なんですよね💧
でもこんなこと言われても余計迷ってわけわかめになってしまいますし、家に限った話ではないと思います。
そ・こ・で❗️
このブログでは皆さんにもわかりやすいように気を付けなければならないヤバい家、特に注意すべきヤバい大工の見抜き方をお伝えします!
「あー、あの家売れたんだぁ」と、わかってるのに伝えられないもどかしさがずっとありました。
建売の職人なんて胸張って言えることではないけれど、今までの経験を生かせることができるのなら、少しでも皆さんが満足のいく家を見つけられるようお手伝いしたいと思います。
お客さんの見極め力が上がり、そしてヤバい家は売れ残り、それを建てたヤバい職人もいなくなれば…
そうなれば最高なんですけどねぇ、そんな都合よくいくわけないか😓
私のできる限り、皆様のお役に立てるような情報をこれから発信していきたいと思っているのでどうぞよろしくお願いします❗️
家族の幸せのために
納得のいく家を買おー٩( ᐛ )و